(運営:株式会社ベーシック)

知は、つながり、広がり、未来をつくる。
― 経験知・実践知・暗黙知から、学びと組織の進化を ―
knowledge
ナレッジマネジメント・ラボ
一般社団法人
なぜ、今、ナレッジマネジメントなのか?
― 経験知が失われ、未来が危うくなる前に ―

1
経験知の埋没
ベテ ランの退職が
“知の空洞”を生む
日本社会では、毎年数十万人の熟練者が定年を迎え、現場の“経験知”が誰にも引き継がれないまま失われています。
それは企業にとって、「知識資本の流出」に等しく、同じ失敗の繰り返し、育成力の低下を招きます。
2
組織間・部署間のサイロ化
情報はある、でも
“つながっていない”
部署ごとに知識が閉じてしまい、ノウハウが社内に蓄積されても共有されない。
それが「人に依存する働き方」や「同じ失敗の繰り返し」を生み、改革のスピードを鈍らせます。
3
DX × 人的資本経営
“人の知”を見える化し、経営に活かす時代へ
DXの本質は“人の知とシステムの融合”です。人的資本経営が求められる今、「誰が何を知っているか」「どの知をどう活かすか」が問われています。
ナレッジマネジメントは、デジタル時代の経営に欠かせない基盤です。
知識を“人だけのもの”にしない。
組織の未来を支える「知のデザイン」が今、必要です。
「知」を見える化し、育て、未来へつなぐ ― フレーム&ワークモジュールⓇの力
経験知 × 実践知 × 暗黙知で、知識は“組織の資産”になる
ステップ | 知識の状態 | モジュール化の働き | 到達点 |
---|---|---|---|
STEP 1 | 経験知(バラバラの知識) | 見える化・言語化・チャンク化 | 見える化・言語化・チャンク化 自分の知を言語で「説明できる」ようになる |
STEP 2 | 実践知(強みとしての知) | 構造化・型化・人に教えられるようにする | 他者に「伝えられる/教えられる」プロになる |
STEP 3 | 暗黙知(他者を動かす知) | 組織に活かす・導く・共有の知へ | 組織知・経営知として「拡げられる」CKO人材へ |
経験知
現場で身につけた知識・スキル・成功体験。しかし本人の中に眠ったままでは他者に継承できない。
実践知
その中から“人に教えられる強み”を抽出し、再現性のある「型」にする。
暗黙知
型を使って他者を育て、組織を動かす。形式知化しながら、組織知として活用される。
知の成長と資産化のステップ
経験知(自己の棚卸)
↓ 可視化・チャンク化
実践知(伝える・教える知)
↓ 構造化・型化
暗黙知(組織を動かす知/CKO)
図の中に:
-
各ステップの知識の状態(点在 → 構造 → 意志的知)
-
モジュール化による「再利用・形式知化・共有」が入る
「知」は、ただ蓄えるものではない。
育て、活かし、次へと“つなぐ”もの
それがフレーム&ワークモジュールⓇの思考です。
講座ラインナップ紹介

【Level 1|経験知講座】
“自分の知”がこんなにあるとは思わなかった。
現場で積み重ねてきた経験、磨いてきたスキル、成果につながった行動。それらは、あなたにとって“当たり前”でも、他者にとっては“貴重な知”です。この講座では、ご自身の経験知を「言語化」「可視化」し、再利用可能な知識モジュールとして整理していきます。今後のキャリア形成や社内貢献にも役立つ、“知の棚卸”ができる基礎講座です。
✅ こんな方におすすめ:
-
ベテラン社員としての強みを明確にしたい
-
自分の仕事の「型」を整理したい
-
キャリア再設計・リスキリングの土台をつくりたい
【Level 2|実践知講座】
伝えられる知こそ、プロの証。
経験知の中でも特に“成果を生んだ知”を取り出し、他者に教え・導けるプロフェッショナル知識=実践知へと昇華する講座です。
「どうすれば伝わるか?」「どの順序で教えるべきか?」といった教育設計の視点も取り入れながら、再現可能で汎用性のある“知の型”を設計していきます。
✅ こんな方におすすめ:
-
社内でナレッジ共有やOJTを任されている
-
自分の強みを“教えるスキル”に変えたい
-
将来、研修講師やコンサルを目指したい
【Level 3|暗黙知講座(CKO養成)】
知識は、個人のものから、組織の力へ。
フレーム&ワークモジュールⓇの集大成であり、ナレッジマネジメントを組織に導入・展開する“知のリーダー”を育てるプログラムです。
単なる理論ではなく、「暗黙知の形式知化」→「知の共有と再活用」→「知識資本経営」へと導くプロフェッショナル思考を身につけます。受講後には、自社内にKMを展開するCKO(Chief Knowledge Officer)としての第一歩が開けます。
✅ こんな方におすすめ:
-
KMの専門家を目指す方(人事・経営企画など)
-
社内にナレッジ共有文化を築きたい方
-
組織変革や人的資本経営の旗振り役になりたい方
知識は、蓄えるだけで終わらない
活かし、伝え、つなぐことで、“価値”となる
ナレッジマネジメントラボの3ステップ講座で
あなたの知を“未来に残る資産”へ
導入企業・修了生の声
👩💼製造業|人事部 課長(実践知講座受講)
自分の経験を“教える力”に変えることができたのが一番の成果です。
部下が“属人的で分かりにくい”と言っていたOJTが、“体系的に学べるもの”に変わりました。
👩💼 IT企業|営業部 部長(CKO講座受講)
社内に点在していたノウハウが“モジュール”として整理できるようになり、ナレッジポータルを自社で構築。部署間の連携が飛躍的に向上し、“知識の再利用”が文化として定着し始めています。
👩💼公共機関|研修担当者(経験知講座受講)
講座で気づいたのは、“自分の中にある知識に名前がつく”という体験です。
それが他人に伝える第一歩となり、現場でのOJTの精度も上がりました。
<見込める成果>
•ナレッジポータルの社内稼働(→営業部・製造部・人事部の情報連携強化)
•OJTの標準化・属人化からの脱却(→若手育成が均質に)
•プロジェクト型研修の内製化に成功(→講師育成にコストダウンと効果UP)
•“知識棚卸し”から自社コンピテンシー辞書の作成へ発展(→評価制度と連携)

田原祐子について
信頼性 × 人間性をバランスよく
暗黙知の研究者
田原 祐子 YUKO TAHARA
-
ナレッジマネジメント・ラボ 研究所長
-
株式会社ベーシック 代表取締役
-
社会構想大学院大学 実務教育研究科 教授
-
上場企業 社外取締役 監査等委員
-
厚生労働省「民間教育訓練機関における職業訓練サービスの質向上取組支援事業」に係る運営協議会および認証委員会委員(〜2024.3完了)
-
知財・無形資産 経営者フォーラムアドバイザー
-
GCDF(Global Career Development Facilitator-Japan)
ナレッジマネジメントを活用した人材教育・組織開発・営業チーム育成・新規事業開発(オール電化普及)等、約1500社13万人の人材育成を手掛け、これらを著した実践論文は、全国能率大会(経済産業省後援)において3度表彰される。
「暗黙知の形式知化」を得意としており、経営者・アーティスト・特許開発者等の暗黙知を、次世代サクセッションプラン、人材開発プログラム、講座・研修、マニュアル・システム(実績100冊以上)など、さまざまな形に形式知化している。
HRオンライン(ダイヤモンドオンライン)、PRESIDENTon-line等、暗黙知に関する取材・執筆多数。

■関連WEBサイト
株式会社ベーシックサイト
社会構想大学院大学 教員紹介サイト
https://www.socialdesign.ac.jp/kd-faculty/faculty05/
■著書
-
『マネージャーは「人」を管理しないでください 』(2017年)秀和システム
-
『70倍自動化営業法』(2008年)中経出版
-
『こんなに楽しい!オール電化営業』(2004年)日本電気協会新聞部 等 計16冊
現場にある“なんとなくの知”を、言葉にして、伝え合えるようにする。
それができれば、誰かの学びになり、誰かの未来を変えることができます。
私は、“人の中にある暗黙知”を、見える化し、次へつなぐ橋をつくりたい。
そのために、KMを「実践できる知」にする。それが、私の役割だと思っています。
最新情報・コラム
知は、動きつづける。
最新情報
Describe one of your services
コラム
Describe one of your services